Paulsmith Collectionのプリントシャツ
ポールスミスと聞いて浮かぶイメージとは、やはり派手な裏地のジャケットやカジュアルに振ったマルチストライプの財布でしょうか。
これはコレクションラインの、いわゆる総柄プリントシャツ。
コレクションラインの良さは、多くはメイド・イン・ジャパンで、素材の良さや縫製・着心地の良さなどもよく語られますが
個人的には、Paulsmith Collectionの持つ退廃的な世界観だろうと思います。
一見単品では派手なシャツも、物の良いジャケットやニットと合わせると、不思議と調和して派手さが消える。
下手すれば柄目立ちするアイテムだから、堂々とした立ち振る舞いをしなければいけない気がして、いつもより気持ちが前向きになれる気がする。
ファッションの役割はこういうところにあるのかもしれないし、
そういう気持ちを持たせてくれるこの”派手な”プリントシャツは、自信のない人間である自分が背筋を伸ばすために、時に必要な相棒になってくれる、そんな気がして愛用し、今後も着続けていくんだろうなと思うのです。